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ランタイム（Runtime / Bootstrap）

Node プロセスの起動〜稼働の骨格。起動時回転の適用 → HTTP/Socket.IO 立ち上げ → Cloud/Local ソケット初期化 → IP/MAC/端末情報の登録までを担います。

※ 起動時の詳細フロー・エラーハンドラ登録・Socket.IO 初期化は ランタイム概要を参照

API

Express ベースの HTTP レイヤ。ルーティング（routes） を入口に、コントローラー（controllers）/ Service へ処理を委譲します。静的ページ配信と JSON API が混在します。

※ エラーハンドラについては、API の「エラーハンドラ」節を参照

サービス（Services）

端末内ロジックのサービス層を用途別に集約。

  • System / Platform：端末情報・OS/時刻/NTP・GPU統計・回転・電源/再起動・更新トリガ・ローカル設定
  • Network / Registration：IP/MAC 検出と登録・端末情報のクラウド登録・Wi-Fi設定クリア/再起動
  • Media / Content：プレイリスト管理・画像/動画サムネイル生成・アップロード

コンポーネント（Components）

リアルタイム連携（Socket.IO）のブリッジ群。

  • Cloud Socket：端末→クラウドの Socket.IO クライアント。接続時 registerDevice、5秒ごとに DNS 監視とローカルIP再登録、各種イベントを端末へ橋渡し
  • Local Socket：端末内 Socket.IO（/ と /admin）のブリッジ。setVolume/toggleVolume 等をローカル↔クラウドに中継

ユーティリティ（utils/）

Node 実行時に用いる補助関数群。Jetson/Raspberry Pi の計測（tegrastats / vcgencmd）、パッチ／マイグレーション状態の集約、将来の共通ロガーを含みます。同期実行（execSync）が多いため、ポーリング間隔や権限に注意。

Public（UI）

Chromium（キオスク）で表示される フロントページ群 と、それらに読み込まれる JSモジュールの入口。
ローカル Socket.IO と連携し、初期化後は clientReady を送出して保留イベント（showImage / playVideo など）を受け取ります。
アセットは /images/*・/videos/*（サムネは …/thumbnails/）を参照。

設定（Config）

config/index.js は .env の読込（dotenv） と 主要パス／起動ポート等の定義を担い、読み込み時に必要ディレクトリを自動作成します（images/, images/thumbnails/, videos/, videos/thumbnails/, uploads/）。