API 概要¶

本パッケージの HTTP API レイヤ（Express）は、ルーティング（routes） を入口として、必要に応じて Controller / Service に処理を委譲します。
静的ページ配信（sendFile）と JSON API が混在します。

実パスの確定

ここに記載のパスは ルーター内の相対パスです。実際の URL はアプリ側のマウント構成（app.use('/api/...', router)）により決まります。

構成（層）¶

層	役割の要点	ドキュメント
ルーティング	入口、パラメータ受け口、簡易バリデーション	`api/routes.md`
コントローラー	具体的な処理呼び出し、Store/Service 連携	`api/controllers.md`

クイックリンク¶

{ "error": { "code": "string", "message": "string", "details": {} } }

Express のエラー処理用ミドルウェア。スタックをログ出力し、Express の res でない場合は next(err) に委譲。既定では HTTP 500 を JSON で返す。

応答仕様（現実装）

{ "error": "Internal Server Error または err.message" }

処理の流れ

1) console.error(err.stack) でスタックを出力

2) !res || typeof res.status !== 'function' の場合は警告ログを出して next(err) へ委譲

3) res.status(500).json({ error: err.message || 'Internal Server Error' }) を返却

Note

現実装は 常に 500 を返します。入力エラー等で 4xx を返したい場合は、各ルートで明示的に res.status(...).json(...) するか、エラークラス→HTTPステータスのマッピングを本ミドルウェアに追加してください。
スタック等の機微情報は レスポンスに含めない（ログのみ）。本番では err.message の詳細露出も最小化を検討。
推奨フォーマット（{ error: { code, message, details } }）に合わせる場合、本ミドルウェアで ラップしてください。
Express のエラーハンドラは 最後に app.use(errorHandler) で登録すること（順序依存）。
Multer 等のミドルウェア由来エラー（例：LIMIT_FILE_SIZE）を 個別に 4xx/413 へ変換する処理を追加すると UX が向上します。