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パッケージ一覧

ここでは、本プロジェクトの主要パッケージの概要とドキュメント入口をまとめます。

サマリー

パッケージ 役割 / 概要 対象 / 実行環境 ステータス ドキュメント
signage-jetson Jetson / Raspberry Pi をサイネージ端末化するセットアップスクリプト群（ネットワーク統一、AP フォールバック、更新基盤、キオスク起動 等を冪等適用） Ubuntu 系（Jetson L4T/Ubuntu・Ubuntu for Raspberry Pi） Complete packages/signage-jetson
signage-server 端末上で動作するバックエンド。Express API、コンテンツ管理、プレイリスト、サムネイル生成、Socket 連携など Node.js（Jetson / Raspberry Pi / Linux） Complete packages/signage-server
signage-aws-nodejs AWS 上で常駐するクラウド側バックエンド。Express + Socket.IO で端末制御／メディアアップロード／プレイリスト操作／設定更新／バージョン・パッチ照会などを提供 Node.js 22（AWS / Linux, EC2・Lightsail・Container） Complete packages/signage-aws-nodejs
signage-admin-ui 端末ローカルで操作・管理するフロント UI（音量ミュート/スライダー、D&D アップロード、状態確認） ブラウザ（Vite ビルドを Nginx 等で静的配信、/admin ベース） Complete packages/signage-admin-ui
xignage-edge-detection Jetson 上で動作する人物検知パイプライン（YOLOX）＋将来の視線推定（OpenFace, 現状はプレースホルダ）。カメラ入力→最新結果を JSON にアトミック書き込み Python 3.9+（Jetson Orin / JetPack, CUDA/TensorRT 対応ホイール） Complete developers/packages/xignage-edge-detection

signage-jetson

  • 目的：端末を即戦力のサイネージ専用デバイスとして構成（Openbox+Chromium キオスク、Nginx、Node サーバ、更新・メトリクス・AP フォールバック等）。
  • 特徴：ボード自動判別 / 冪等適用 / 最小権限 / フェーズ分割（000–999）。
  • 入口：signage-jetson / index

signage-server

  • 目的：画像・動画・YouTube・AI テキストの配信と制御を担うバックエンド。REST/HTTP と Socket を提供。
  • 現状：ドキュメント整備中（API・ユーティリティ・設定の章から順次拡充）。
  • 入口：signage-server / index

signage-aws-nodejs

  • 目的：クラウドから端末（Jetson/RasPi）を安全に制御・同期。REST/HTTP と Socket.IO を橋渡しし、画像/動画の一覧・サムネ取得・アップロード/削除、プレイリスト操作、デバイス設定（get/update）、バージョン/パッチ状態、電源操作、IP/MAC/接続状態、必要に応じて OpenAI 応答配信を担う。
  • 特徴：requestId による ACK 相関（誤解決防止）／deviceSockets＋getIO() で接続管理／io.to(deviceId) のルーム送信／アップロードは Buffer 直送（サイズ制御推奨）／CI は fmt/lint/test＋ライセンスチェック＋Release バッジ更新 を実施。
  • 入口：signage-aws-nodejs / index

signage-admin-ui

  • 目的：端末ローカルでの管理・操作 UI。音量制御、メディアの D&D アップロード、状態確認をブラウザから実行。
  • 特徴：
  • SPA（/admin ベース）：BrowserRouter basename="/admin" / Vite base: '/admin/'
  • Socket.IO：io('/admin')（volumeStatusChanged 受信、toggleVolume / setVolume{ volume:"NN%" } 送信）
  • アップロード：POST /api/admin/upload（multipart/form-data）→ 成功で toast と SWR mutate('/api/admin/list')
  • UI/技術：Tailwind（clsx + tailwind-merge）、Radix Slider、react-dropzone、react-hot-toast、SWR
  • 補足：OpenAPI は /api/v1/* を定義 → 本番は /api/admin ↔ /api/v1 をリバースプロキシで写像
  • 入口：signage-admin-ui / index

xignage-edge-detection

  • 目的：エッジ側（Jetson）での人物検知と（将来的に）視線推定を低遅延に実行し、結果を JSON で外部に提供。
  • 特徴：YOLOX ラッパで単回ロード＆キャッシュ／JsonWriter によるアトミック書き込み／default.yaml で設定管理／CLI（scripts/run_inference.py）／公開 API（run_camera_loop / run_inference_once）。
    注：OpenFace 部分は現在プレースホルダで、gaze_vector=None。
  • 入口：xignage-edge-detection / index