コンポーネント¶
リアルタイム連携（Socket.IO）まわりの 端末内コンポーネントをまとめます。
現状は クラウド↔端末ブリッジ と 端末内（ローカル）ブリッジ の2系統です。
サマリー¶
| コンポーネント | 役割 / 概要 | 主な入出力 | ドキュメント |
|---|---|---|---|
| Cloud Socket | 端末→クラウドの Socket.IO クライアント。接続時に registerDevice、5秒ごとに DNSオンライン監視 & ローカルIP再登録。各種イベントを受信して端末内へ橋渡し |
受信（cloud→device）：Device / Config / System / Media / Playlist / View / Misc の各イベント。送信：registerDevice / 各種応答 |
cloud-socket.md |
| Local Socket | 端末内の Socket.IO サーバ（ioLocal）。/ と /admin NS を運用し、setVolume / toggleVolume 等を ローカル↔クラウドにブリッジ |
受信：/admin or ioCloud のイベント。送出：/・/admin・ioCloud? に forward |
local-socket.md |
クラウドソケット（cloud-socket）¶
- 接続：
SERVER_URL（/socket.io、websocket固定） - 接続時：
registerDevice(DEVICE_ID)、safeRegisterLocalIp(DEVICE_ID) - 定期（5s）：
dns.resolve('google.com')でオンライン監視＋ローカルIP再登録 - イベント群：Device / Config / System / Media / Playlist / View / Misc
- クリーンアップ：
cleanup()で interval 停止＆ソケット close
ローカルソケット（local-socket）¶
- ネームスペース：
/（既定）・/admin（管理UI） - ブリッジ：
setVolume/toggleVolumeを forward() で/・/admin・ioCloud?に多方向配信 - クラウド連携：
ioCloudがあれば同名イベントを受け取りローカルへ中継
運用上の注意
- ループ防止：Cloud と Local で同名イベントを相互転送する場合は、起点フラグやイベント名の分離を検討してください。
- 認証/認可：
/adminなど管理系 NS はトークン等で保護することを推奨します。 - ログ量：Cloud Socket の 5秒周期ログはローテーション前提で設計してください。